製品タイプ / 熱硬化性樹脂

熱間硬化性の樹脂は電気の絶縁性、400℃以上の耐熱性、高強度および、ハロゲンフリーなどの特性を持ち、IRリフロー可能な変圧器のボビンと機構部品に多く使用されています。
熱間硬化性の樹脂はガラス繊維の添加によって、優れた高強度かつ寸法安定性があり、耐摩耗性・耐酸・耐アルカリ性・耐湿性もありますので、車載部品、機構部品に使われています。
シリンダーの加熱方法において熱硬化性用射出成形機と熱可塑性用射出成形機の間に違いがあります。
熱可塑性用射出成形機は成形材料を加熱シリンダー内で溶融可塑化し、これを金型内へ射出し、金型内部で固化させて成形品をつくる機械であります。
熱硬化性用射出成形機は成形材料をシリンダー内で60~105℃まで溶融し、これを金型内へ射出し、金型内部で160~190℃まで加熱して硬化させて成形品をつくる機械であります。